2011
09.29

思い出の扉:「長電話(2003.5.31UP)」

Category: 思い出日記
今回は昔ならではの話です。
今のように携帯電話が無かった頃、離れ離れの二人が取った行動は、
公衆電話と寮の電話との長電話。今ではあまり考えられないことだと思います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

*「長電話(2003.5.31UP)」
『前回「ナレソメ」の最後で、“「このままでは、二人は終わってしまう」と感じた私はある行動に出た。”と書いたが、そんな大それた行動ではなくてごく普通のカップルがするであろう行動をとっただけである。それでは続きを思い出して書くことにする。

⇒彼女の電話から何か気まずい雰囲気を感じた私は、「何か勘違いしているようなので、今度の日曜日に会いに行くよ。」と言ってテスト前にもかかわらず会う約束をして電話を切った。当日、早く起きて彼女の住む西八王子まで2時間以上かけて電車で会いに行った。西八王子駅に「西八王子ロンロン」があった(吉祥寺駅のロンロンに対抗していたのであろう)。ここにある喫茶店で彼女の本音を聞いた。やっぱり彼女は勘違いをしていたようだった。危ない危ない。ちょっとした心のスレ違いが人生にとって大きな意味を持つことがある。この時の出来事は今思うとそんな重要な時だったのかもしれない。そんなこんなで何とかヨリを取り戻した二人はこれまで以上に理解しあえるようになった。
ところでタイトルの「長電話」は二人が離れ離れになったこの1年間の二人を象徴している言葉である。どうしても勉強やテストがあるので毎週のようには会うことができず、かといっていつも一緒にいたい気持ちに変わりは無い。そこで仕方なく電話を毎日かけるようにした(その頃はまだ携帯電話が無かったので)。大体、夜の8時くらいになると彼女から寮に電話がかかってくる。そうすると寮内放送が流れ、「○○号室の××さん、お電話です」と呼び出しがかかる。それから短くて30分。1時間は当たり前。2時間以上の時もあった。なので30分くらいずつ右耳と左耳とで受話器を当てるのを交代していた。今思うと寮内にある2つの電話のうち、必ず一つが占領されてしまい、迷惑千万だったに違いない(申し訳ない)。
その後、長電話をする私の姿は寮内でも有名になり、卒業文集の中で「よく電話がかかってくる奴」&「よく電話をしていた奴」の両方ともダントツの1位だった。よく人に言われた。
「1時間も何を話しているんだ」。当時は何を話していたのだろうか。たぶん他愛も無い話だったに違いない。でも当時は彼女の声が聞けるだけでうれしかった。
あそうそう、こんな思い出もある。ある時、電話の途中で彼女が「ちょっと一旦電話切ってもいい?」と言うので、「どうしたの?」って聞いたら、「今、電話ボックスの外に怖いおじさんが待ってるの」。これに似た場面は何度もあった。彼女は決して自宅からは電話をしてこなかった。必ず電話ボックスからである。当時はテレホンカードも普及しておらず、いつも10円玉を何十枚と持ち歩いていたらしい。今は携帯電話があって便利だなぁとつくづく思う。この「長電話」があったせいで何とか離れ離れの1年間を乗り切ることが出来たのである。その後、会社に復帰し、2年後めでたく結婚することとなる。結局、この1年間の電話代はいくらかかったのだろうか‥』

《追伸》
結婚する理由の一つが、「電話代が高くつくので‥」(笑)
今は毎日会社から帰ってきてからうちの奥さんと携帯で電話してます。
やっぱり1日に1回は声を聞いて元気なことをお互い確認したいですから(^^)
コメント
とっても良いお話ですね~~。。

あの当時は私も10円玉をたくさん持って
近くの公衆電話BOXを貸切状態でした。

それは夏は暑く、冬は寒いのだ~~。

昭和55年10月19日結婚したから~
もうじき・・31年目です。

ちょっとだけ先輩ネ!
ルパンdot 2011.09.30 17:27 | 編集
ルパンさん、コメントありがとうございます♪
誕生日は私の方がちょっと早かったけど、結婚はルパンさんの方が1年も早かったんですね(^^)
あの当時はみんな公衆電話でしたよね。私も暑い中で蚊に悩まされながら長電話した記憶があります。
今では携帯電話(もうスマートフォンかな)を当たり前のように使っていますが、なんか不思議ですね。あの当時に携帯電話があったらどんなに楽だったか‥

ルパン先輩、また色々とよろしくお願いしますね(^^)
釣りボウdot 2011.09.30 19:35 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top